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- 印材と書体について
印材と書体について
印材の種類
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あかね
熱帯地方(東南アジア)の木でシャム(タイ国)柘と呼ばれます。木へんに石と書くように木材の中では特別に硬くて丈夫です。安価で一番流通しており、印鑑のような細かい細工をするのに適している良材です。
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薩摩本柘
「本柘」とは「日本国産」の意味で、薩摩本柘とは九州薩摩(鹿児島)産の柘です。柘とは木へんに石と書くように非常に硬く粘りがあるため、印鑑のような細かい細工をするのに適しています。本柘の場合は日本独特の気候(四季)により、ゆっくり成長するので更に良い質の木に育ちます(50~70年)。現在では全て植林材を使用しており、印鑑の他にクシや将棋の駒に使われています。
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芯持黒水牛
黒牛角(黒水牛)は、独特の美しい光沢と耐久性、硬度、粘りがあり、汚れも目立たず朱肉の付きの良さにも優れています。手頃な価格で実用性の高い印材です。弊社の黒牛角は全て一番丈夫な芯を中心に加工した“芯持ち”と呼ばれるものです。「採り方」「加工法」も弊社独自のこだわったものとなっており、特上品は更に芯が細かい貴重な材料を使用しております。
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オランダ水牛
現在では“牛角”と呼ばれる旧オランダ水牛です。芯持ちのため、硬質かつ粘り、耐久性、朱肉の付きや捺印性等、どれをとっても象牙に匹敵する高級印材です。 色付は、模様占有面積だけ格付けされる場合がありますが、本来牛角のランクは「牛角の質(産地・種類・年齢)」の総合で決まります。
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天然特選象牙
象牙は変質・摩耗しにくく耐久性に優れていて、朱肉となじみやすく押しやすいことが優れています。硬さも硬すぎず柔らかすぎず適度なため、印鑑の王様とされてます。象牙はその採る箇所・向き・牙の質で価値が異なります。中心に近いもの程丈夫で、採れる数も少ないので高級品となります。こちらの商品は縦目と呼ばれる一般的な採り方で、他にも横目象牙というのもあります。
書体の種類
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篆書体(テンショタイ)
「篆書」「篆文」ともいわれる、漢字の基本の形です。上下左右の大きさのバランスが整っており、曲線を主体とするため有機的で独特の雰囲気を持つ書体。実印に限らずあらゆる印鑑に適しています。
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吉相体(キッソウタイ)
印相体(インソウタイ)とも呼ばれ、より印鑑らしい文字の流れと字体が特徴の書体です。篆書体を元に意匠化した書体で、開運用の印鑑によく使われています。偽造や盗用防止にも効果が高いので、人気がある書体です。
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隷書体(レイショタイ)
篆書体を元に簡略化・直線化して文字を書きやすくした、筆記に適した書体です。横長の文字が特徴で、古くから紙幣や石碑などに用いられており印鑑にもおススメの書体です。
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古印体(コインタイ)
篆書体を元に簡略化・直線化して文字を書きやすくした、筆記に適した書体です。横長の文字が特徴で、古くから紙幣や石碑などに用いられており印鑑にもおススメの書体です。
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楷書体(カイショタイ)
隷書体を元に、見やすくまとめた方形に近い書体です。成り立ちは比較的新しく、現在では漢字のもっとも基本的な字形といえます日本的な書道の基本となる書体で、読みやすさや判別のしやすさから、認印に多く使用されております。
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行書体(ギョウショタイ)
楷書体を崩して、より効率的に筆運びができるように作られた書体です。流れるような字体と、筆書きならではの柔らかい文字運びに特徴があり、印鑑に用いる書体として人気があります。